お化け屋敷の怖い仕掛け!アイデアや作り方

お化け屋敷や肝試しで、人を怖がらせたり驚かせる仕掛けのアイデアをまとめてみました。

はじめに


仕掛けはイベントのテーマ(和風・洋風)に合わせて用意しましょう。
幽霊や妖怪などを登場させる和風(日本風)であれば、日本語や和式のデザイン、一方、ゾンビやモンスターなどを登場させる洋風であれば、英語や洋式のデザインにしましょう。

平面的な仕掛け


文章・文字
殴り書きした文章や文字を何かに書いておきます。
または、新聞の見出しに使われている文字を一文字ずつ切り抜いて文章になるように並べて「怪文書」を作ります。
※殴り書きに使用する色は、赤色系。
※参加するお客の年齢によって表現を加減してください。
例: 「苦しい」「痛い」「助けて」「呪ってやる」「帰さないぞ」「呪」「怨」

他には、命令・警告などの文章を書き、お客を特定の方向へ向けさせる。
例: 命令(「○○をしろ」「○○を見ろ」), 制限(「○○をするな」「○○を見るな」)

警告文・警告マーク・警告デザイン
危険性があるかのような文言を掲示したり、マーク・デザインを使う。
緊張感を出すために掲示・表示したり(※警告が破れている・消えかけているようにしてもOK)、ルートとは無関係の道をふさぐときなどにも使えます。
※使用する色は、黄色系や赤色系に黒色系を組み合わせる。
「立ち入り禁止」「通行禁止」「入室禁止」「開閉禁止」「危険区域」「KEEP OUT」「DANGER ZONE」「WARNING」など(※「○○禁止」ではなく「○○厳禁」など強い文言でもOK)。
ドクロマーク, !マーク, 黄色と黒色のシマ模様


御札(おふだ)
※画像検索サイトで「御札」というキーワードで検索すると、参考になる画像が表示されます。
※使用する色は、白色系の紙に黒色系や赤色系の文字、もしくは黒色系の紙に白色系や赤色系の文字。
  1. インターネットで御札の画像を探す
  2. 画像処理サイト・ソフトを使い、御札を並べた画像を作る(※例えば、一つの画像に10枚表示)
  3. 2を印刷し、コピー機で複製を作る(※10枚 × コピーを10枚 = 100枚の御札が完成)
例: 何かに貼り付ける, 戸や箱状の物などに「封印」のようにして貼る(※封印が破れているようにしてもOK)



紙やノートに怖く感じる絵を描いておきます。
クレヨンや色鉛筆で、幼児が殴り描きしたような絵(人物)を描き、どこかに貼ったり置いておきます。
※使用する色は、黒色系や赤色系。
例: 三人家族の横に顔が塗りつぶされている女の子が描かれた絵日記

写真
写真に映っている人物の顔を画像処理サイト・ソフトを使って加工する(ゆがませる・ぼかす)、黒色のペンで塗りつぶす、破り取るなど。
※小さな写真では、お客が気づきにくいので大きなサイズで作りましょう。

手形
インクで何かに手形を付けます。
例えば、布地(例: シャツ)。
※足跡でもできます。
※生乾きのインクでお客を汚さないよう、気をつけてください。
※使用する色は、赤色系。



鏡を(何かにはめ込んで)置いておきます。
通路の横に設置し、横切ったお客の顔が映りこむようにします。
※割れ物注意、要固定。

テレビ
テレビを(何かにはめ込んで)置いておきます。
テレビに何かを映し出す仕掛けかもしれない、と思わせてお客を不安にさせます。
または、電力が確保できるのであれば、不気味な映像(砂嵐など)を流します。
※割れ物注意、要固定。

印刷
ダンボール箱のふたやロッカーの扉など、開閉する構造の物を少しだけ隙間を開けておき、中から怖い顔を印刷した紙が見ているように設置します。

  1. 目を見開いたり口を開けたり、頭をうしろや横に傾けたりするなどをして怖い表情に見える写真をカメラで撮ります(※画像検索サイトで「呪怨」や「貞子」など、ホラーに関係する「映画名」もしくは「キャラクター名」で検索すると、参考になる画像が出てきます)。
  2. 撮影した写真(画像)を画像処理サイト・ソフトを使って青色系や緑色系、白黒系の色に変換します(※また、目玉を白目・赤目などに加工)。
  3. 画像を印刷する、または拡大コピーをして使う。

ちなみに、大きなサイズで印刷した紙を戸・壁・床・天井などに貼り付ける、窓枠・テレビ枠・鏡枠などにはめ込むなどをすれば異世界を演出できます。
例えば、怖い何かが裂け目から出ようとしている、割れたガラス・銃弾の跡、お経など。


立体的な仕掛け


藁人形
藁(わら)を糸でしばって人型の人形を作ります。
画像検索サイトで「藁人形」というキーワードで検索すれば、形やヒモを結ぶ位置が分かります。
※スーパ―で「藁納豆」を買えば、藁が手に入ります(笑)。

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大型の人形
(紺色系の)雨がっぱに新聞紙を詰めこみ、長靴をはかせ、手袋を付けて人型の人形を作ります。
顔を確認できないような姿で設置し、人が入っているかもしれないと思わせてお客を怖がらせましょう。
だますために置いておく、もしくは(複数の人形の内 一つは)人が入っているように工夫できます。
※顔部分にお面を付けてもOK。
※上半身だけであれば、雨がっぱのかわりにフード付きの服(パーカーやダウンジャケット)も使えます。

人形・マスクを持たせる
怖く感じるデザインの人形やマスク(お面・仮面)をお客に持たせてルートを回ってもらいます。
※色付けすると、お客を汚す恐れがあります。色を付けるのであれば、色落ちしない塗料を使ってください。

人が隠れられそうな入れ物
箱にした段ボールを数個積み重ねておいたり大型のごみバケツを置いておき(※少しだけ隙間を開けておき)、中に誰かが入っているかもしれないと思わせます。
※夏場は中に隠れると熱中症になる恐れがあるので、あくまで誰かが隠れていそうと思わさせるために使います。

心霊現象
長い糸(釣り糸・タコ糸)で、ぐらつくような置き方をした物をガタガタと揺らす。
また、音が鳴る物(例: たくさんの鈴)を付けて鳴らしたり、硬い物を落下させて別の物に当てて音を出します。
人が隠れているところからルートの壁の中に糸を張り巡らせれば、遠い場所に仕掛けた物でも動かせます。

浮遊する仕掛け


釣り糸であやつる
透明の釣り糸の先に何かを取り付けてぶら下げる(※暗がりでは透明の釣り糸は見えません)。
「振り子(※前後もしくは左右に弧をえがくように動く)」「ジップライン・ロープウェイ(※糸にそって一直線に動く)」「エレベーター・つるべ(※上昇・下降する)」などのようにします(※「ジップライン」「つるべ(※井戸)」が何かは画像や動画を探してね)。
  • 振り子(ぶら下げた物体の重みで遠心力を働かせて動きます。※迫力をつけるには糸の長さを必要とします)
  • ジップライン(物体の重みでおりていきます。※物体を元の位置に戻す必要がありますが、逆方向からおりさせることで戻すことができます)
  • ロープウェイ(ヒモを引く力で物体を前後に移動させます。※移動の仕方が地味ですが、巻き取りをモーターにすることで迫力を出せます)
  • エレベーター・つるべ(滑車を使って物を上下に動かす※空中に釣り糸を張って滑車の代わりを作る)

※透明な糸で物を動かすと、お客がトリックを確認しようとして仕掛けに近づいたり触る可能性があります。
※糸を直接手でつかむと痛いので、取っ手を付けるかタオルを当ててください。
※ぶら下げた物が人や壊れたら困る物に当たらないよう注意してください。また、人がのけぞるくらいの位置に物を飛ばすのも大変危険です。
※一般の通行がある道をまたぐように糸を張ったり、足に引っかかる位置に糸を張ると事故が起こるので絶対にやめてください。

釣り糸であやつる 応用編
糸を2本使って「X」や「Y」のような形状を作り、その中心部に怖い人形を付けて宙に浮かんでいるように見せます。
さらに人形に糸を付けて引っ張ると動いているように見えます。
糸だけではピンと張った状態になって動かないので、糸の先を伸縮性と耐久性のあるゴムを付けておくことで動きを出せるようになります。

五感に訴える仕掛け


1. 視覚の仕掛け
  • 人形・かかし(※既製品もしくは自作の人型をしたものを設置しておく)
  • 発光体(※蓄光・発光・蛍光、反射材・鏡などを仕込んでおく)
  • 点灯(センサーライト※暗闇の中で人を感知すると光がつく)
  • 影(ウォールアート※照明の前に何かを置き、壁にデザインを映し出す)

2. 聴覚の仕掛け
音響機器や鳴り物を使ってBGMや音を出したり、声を出します。
※糸やリモコンを使って遠隔操作の方法もあり。
※騒音注意。
  • 音響機器(※急に音声や音を再生して脅かす)
  • 鳴り物(※急に物音を出して脅かせる・驚かせる)
  • 声(※お化け役・仕掛け役が不気味な声を出す)

異世界的な音楽(BGM)を流し続けたり、もしくは急に不気味な効果音(SE)を流します。
または、生物(人・動物)の声、不気味な物音、不気味な自然音など。
  • お経(※例: 「なんみょう ほうれん…」)
  • カラス(※例: 「カーッ、カーッ、カーッ」)
  • うめき声(※例: 「あ゛あ゛あ゛っ…」)
  • すすり泣き(※例: 「うううっ…、うううっ…)
  • 小さな子供の笑い声(※例: 「キャハハハハッ!」)
  • 木魚(※例: 「ポク、ポク、ポク、ポク…」)
  • カミナリ(※例: 「ゴロゴロゴロ…、ドカーンッ!」)

3. 触覚の仕掛け
お客の体に何かを触れさせる。もしくはお客自身に何かに触れてもらいます。
  • のれん・カーテン(※通路上にのれん状のものやカーテンを設置し、手でかきわけて進んでもらう※ものによってはお客に絡みつく)
  • 指示(※お客に指示を与えて何かの作業の際に、怖い物・違和感を感じるものに触れさせる)

4. 嗅覚の仕掛け
線香やお香をつけます。
※お葬式・仏壇・お墓などを連想させるような匂いで怖さを演出するのは伝わりづらいうえ、火を使うため、危険なのでおすすめしません。

5. 味覚の仕掛け
噛んでいると舌の色が赤色や黒色に変わるお菓子の「あかベーくろべーガム」をお客に配ります(もしくは販売します)。
※(低学年向けの)参加記念品として配るといいでしょう。

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イマイチな仕掛け


テレビ番組の影響もあって「こんにゃく」「火の玉」を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、おすすめしません。
番組ではワンシーンごとに撮影しているため、実際に使うと実用的ではありません。

こんにゃく
長い棒の先からたらした糸の先にこんにゃくをぶらさげてお客にあてる。
  • 長い棒が目立つので、仕掛け役の位置がバレやすい
  • お客に当てるのが難しい
  • 結び目からこんにゃくがちぎれる, お客がつかんだり振り払うと取れる

火の玉
棒の先からたらした針金の先に火の玉(光源)をぶらさげて浮いているように見せる。
  • 火災の危険性がある
  • 光り続けているので、仕掛け役の位置がバレやすい
  • 一人ならともかく何人ものお客相手では燃料が持続しない

裏技


デザイン不可の部分
ガラス面や壁面、物などに何かを書き(描き)たくても、汚してはいけない場合があります。
そういった場合は、プラ板や透明のシートに書き(描き)、それを貼り付けます。
特に窓枠や画面枠のような部分の内側に、はめ込むように使うと継ぎ目が分からないのでいいでしょう。

センサーライト
暗闇で人を感知するセンサーライトを取り付けておきます。
お客が近づくと急に電気が点灯します。
光で驚かすとともに、暗闇で見えなかった仕掛けやお化け役に気づかせることができます。
※注意としては、明るくすると周辺の荒(手作り感)が見えます。

仕掛け役の格好
イベントの開催場所によっては仕掛け役の隠れるスペースを作りづらい場合がありますが、もし仕掛けを動かしているところをお客に見られでもすれば気まずくなります。
そこで仕掛け役もお化けの格好をしておくことで、見られても演技(※例: うずくまってお客をじっと見ている)をしておけば、「演出でそこにいる」ということにできます。