お化け役の怖がらせ方や衣装・メイクのコツ

人を怖がらせる方法としてお化けに扮することも。
コツをまとめてみました。

お化け役が怖く見せるポイント


  • メイク(顔・首・腕・手など肌が露出している部分にメイクをする※健康的に見えないようにする)
  • マスク(顔か頭にマスクを付ける・かぶる※気味の悪い顔に見せる)
  • 服装(お化けのテーマに合わせた衣装を身に着ける)
  • 所持品(必要であればお化けのテーマに合わせた何かを手に持つ※気味の悪いもの・脅かし用の武器)
  • 動き(動きを付ける※気味の悪い動きで参加者の視覚に訴える)
  • 声(声を出す※気味の悪い声で参加者の聴覚に訴える)

お化け役の衣装やメイクの仕方


※イベントのテーマに合わせ、お化け役の衣装・メイクは「和風のキャラクター」や「洋風のキャラクター」で選び分けましょう。

幽霊(和風)
上下に白い衣装(※ワンピースでもOK)を着て、顔・首・腕・手・足など肌が露出している部分を白色に塗ります。
さらに、(長髪のカツラをかぶって顔を隠し、)目の周りを黒くメイクして不気味さを出します。
(動きは両手を前に上げて参加者につかみかかるように突き出し、)「ああぁぁ…」とうめき声を出します。

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ゾンビ(洋風)
(上下にボロボロの汚れた衣装を着て、)顔・首・腕・手・足など肌が露出している部分を黒ずんだ白色に塗ったうえ、傷メイクをします。
さらに、服に血のりを付けます(※白色系の服であれば血のりがはっきり見えます)。
動きは両手を前に上げて参加者につかみかかるように突き出し、「あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁ…」とうめき声を出します。

マスク(洋風)
顔は怖いマスクを付けます。
(上下にボロボロの汚れた衣装を着て、)武器を持ちます(※武器は怪我をしないものにしましょう)。
動きは武器を振り上げ、「うおぉっ!!」と参加者を威嚇します。
※武器は無しでもOK。


妖怪(和風)
格好は個々の妖怪の衣装やメイクをします。

動きはひょこっと現れるか突然現れて、何かの要求や脅しになるような台詞を言います。
※脅し文句は不適切な表現を使わないようにしましょう。

お化け役の脅かし方


1-1. 見える状態で待ち伏せ
参加者が歩いてくるのを特殊メイクを隠した状態で(全身は見える状態で)待ち構えて怖がらせます。
参加者が近づいてきたら、隠しておいた特殊メイクを見せて驚かします。
また、正面から見たときは普通の格好に見える状態でルート上に役者としていておき、何かをするために振り返ると背中側・後頭部側に特殊メイク(例えば、ドス黒い赤い手形がシャツの背中側に付いている)を仕込んでおく方法もあります。
※ルートの幅が広ければ、参加者は見えている脅かし役に近づかず避けるように大回りして進んでしまいます。必ず通路幅が狭くて近づかないと通れない場所で待ち構える、もしくは何らかの方法で近づくような指示を参加者に与えましょう。

1-2. 隠れながら待ち伏せ
参加者が歩いてくるのを物陰に隠れて待ちかまえます。
参加者が近づいてきたら、(声を出しながら)物陰から飛び出して驚かします。
※驚かせすぎると参加者が転倒・後方に衝突してしまうので、参加者の年齢や性別に応じて加減してください。

2-1. 見える状態で追跡
参加者が歩いてくるのを(全身は見える状態で)待ちかまえて怖がらせます。
参加者が通り過ぎたら、後ろを少しだけついていって脅かします。
※ルートの幅が広ければ、参加者は見えている脅かし役に近づかず避けるように大回りして進んでしまいます。必ず通路幅が狭くて近づかないと通れない場所で待ち構える、もしくは何らかの方法で近づくような指示を参加者に与えましょう。

2-2. 隠れてから追跡
参加者が歩いてくるのを物陰に潜んで待ちかまえます。
参加者が通り過ぎたら、後ろをついていき(声や音を出し)気付かせて驚かします。
※驚かせすぎると参加者が転倒してしまうので、参加者の年齢や性別に応じて加減しましょう。


お化け役の人数


単体
一人だけで参加者の前に現れます。

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集団
(最初は一人だけで現れた思わせておいて直後に数を増やし)集団で参加者の前に現れます。
たくさん出てくるので驚きとともに、ここまでやるんだ!という意外性で、参加者から笑いが起きる場合があります。



お化け役の行動範囲


自由に動ける
お化け役は自由に歩いて移動できるようにし、移動できるのが目に見えるようにします。
つまり、どこまでも移動できるだろうな、と参加者に感じ取らせます。

つながれている
お化け役はロープや鎖などでつながれていて、移動できる範囲が目に見えるようにします。
つまり、ロープや鎖などが最大で伸びきったところまで移動できるだろうな、と参加者に感じ取らせます。
※注意。お化け役をロープや鎖などで結ぶときに負荷が掛かり過ぎると、肌との接触部分が内出血を起こす恐れがあるので要注意。

柵越し・窓越し・穴越し
お化け役は柵・窓・穴などの向こう側にいて、出てこれないのが目に見えるようにします。
つまり、移動できない(近づいてこない)ような構造をした向こう側にいる、と参加者に感じ取らせます。
※お化け役が脅かそうと身を乗り出して柵などに体重をかけ過ぎ、倒してしまわないようにしましょう。

隠れる場所のコツ


人が隠れられる場所を使う
例えば、曲がり角のような場所では、曲がったところに「脅かし役が隠れているかもしれない」と参加者は思います。このように「人が隠れられる場所」に怖さを感じます。
人が隠れられる場所では、実際に脅かし役が隠れる、もしくは誰も隠れない(※でも誰かがいるかもしれないと思う)というようにします。
※人が隠れられる場所の近くを通るようなルートや参加者への指示を作りましょう。

人が隠れられる場所を作る
例えば、人が隠れられるくらいの大きな箱を置くと、その後ろや中に「脅かし役が隠れているかもしれない」と参加者は思います。このように「人が隠れられる場所」を作っても、怖さを感じます。
人が隠れられる場所を作り、実際に脅かし役が隠れる、もしくは誰も隠れない(※でも誰かがいるかもしれないと思う)というようにします。
※人が隠れられる場所の近くを通るようなルートや参加者への指示を作りましょう。

人が隠れられそうにもない場所を使う
例えば、人が隠れられそうにもない場所で参加者を脅かすと、その後は「どこでも脅かされる」と参加者は思います。このように「人が隠れられない場所」で脅かすと、人が隠れられそうにもない場所でも怖さを感じます。
人が隠れられない場所に(遠隔操作ができる)装置を仕込み(、仕掛け役が近くで隠れながら操作し)ましょう。
※仕掛け役が隠れられる場所をルートに盛り込みましょう。

怖がらせる・驚かせるコツ


お化け役や仕掛けと参加者の距離が開くと、あまり怖くありません。
そこでお化け役や仕掛けと参加者を近づかせる方法を紹介。

指示を与える
スタート地点もしくはルート上で、スタッフ(役者・案内役)が参加者に対して何かをするよう指示を与えます。
指示の内容を実行するために参加者は特定の場所に近づいたり、作業で周囲への注意力が落ちます。

地図を配る
スタート地点で案内役がルートの書かれた地図を参加者に配ります。
参加者はルートに従って進むため、特定の場所に近づきます。
※地図に指示を書いておいてもいいでしょう。
※参加者の数だけ用意する必要があります。
※一般的な白い紙や普通の書体では雰囲気が出ないので、怖い印象を感じる色や書体を使いましょう。

掲示物を貼る・置く
スタート地点もしくはルート上で、指示やルートが書かれた何かを貼ったり置いておきます。
ルートに従って進むため、特定の場所に近づきます。
※「地図」は参加者の数だけ用意する必要がありますが、「掲示物」は一つだけで足ります。ただし掲示物に気づかなかったり、内容を覚えてもらえなければ参加者の行動に影響が出ます。

狭い道を使う・狭い道を作る
ルートとして狭い道を使ったり、何かを使って道幅が狭くなるようにします。
道幅が狭ければ壁際(死角の近く)を通ることになるので、角の所で何かが出てくるかもしれないと怖がらせやすくなります。

注意点


時期に合わせた変装をする
暑い時期に頭全体にかぶるフルマスクや全身に着る衣装を使って変装すると、熱中症を起こす恐れがあります。
頭や体を覆う変装は通気性が悪く熱がこもりやすくので体温が上がります。また、メイクは汗で落ちる可能性があるので、時期に応じた変装を用意するといいでしょう。


アレルギーのテストをする
お化けに変装するときに、メイク道具や変装グッズに含まれている何らかの成分が体質に合わず、皮膚にアレルギー症状を引き起こす恐れがあります。
お化け役はアレルギー反応が出ないかテスト(パッチテスト)をしておきましょう。

お化け役は無理のない体勢にする
お化け役は参加者がやって来るまでの間、無理のない体勢にしましょう。
うつぶせ・あお向けの状態から急に起き上がったり、中腰の姿勢で待ち構えると、腰に負担がかかりぎっくり腰になる恐れがあります。

参加者に触れない
お化け役は参加者に触れないようにしましょう。
手に付いたメイクが参加者の衣類に移ったり、セクハラなどの問題が起こります。

脅かし方に配慮する
狭い場所、段差がある場所などは周囲とぶつかったり、つまづいて転ぶ恐れがあります。
また、走って追いかけると、参加者(特に子供)が転ぶのでやめましょう。
危険だと感じる場所は驚かさないようにして、スペースに余裕があるところで驚かせるようにしましょう。
最近ではスマートフォンを持っている人が多いので、破損させないよう注意を呼び掛けましょう。

参加者をしつこく怖がらせ続けると、前に進んでもらえず時間が掛かってしまい次の参加者を待たせることになります。
お化け役は入場者がゴールの方向へ向かうよう怖がらせる向きを事前に計算しておきましょう。
ある程度怖がらせたら、参加者が進みやすいようお化け役は後ろに引っ込みましょう。

怖さを加減する
怖さを加減しなければ参加者の叫び声で周辺に迷惑が掛かる恐れがあります。
特に子供や女性はキャーキャー叫ぶので、事前に周辺に大きな声が出る可能性があることを知らせましょう。
ちなみに、「急に驚かす」のを控えめにすると、大きな声が減るでしょう。
また、血や傷メイクなどグロテスクな演出にも気を付けましょう。
たとえ持病がなくても怖さのあまりパニックを起こす恐れがあるので、特に子供や女性の参加者には気をつけましょう。

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