ウィンドウが閉じない悪質なページの対処法

インターネットを利用中に、ブラウザを閉じられなくなる悪質なページに遭遇しました…。もし対策法を知らなければとんでもない事態になるかもしれない…。私の身に起こった出来事と対策法をここに紹介。

事の発端は、とあるサイトのリンク集を一つずつ開いていたときになります。
急にブラウザ(Internet Explorer)のページ上が「ブルースクリーン」のように青色に染まりました。
本来ブルースクリーンというのは、パソコンを動かしているWindows(プログラム)の処理がおかしくなるとすべてが強制的に停止され、パソコン画面全体が青色に染まって英語の文章が表示されます。
これがなぜかブラウザ内のページ上が青色に染まり、日本語の文章が表示されているというなんとも不可思議な事態に遭遇したのです。つまり、ブラウザ内が青色になっているのであって、画面上が青色になっているのではありません。だから不可思議なのです。なにか非常にマズイことが起きている、そう直感しました。

さらに、ページ上には警告ウィンドウが表示され、主に下記のことが書かれていました。
  • あなたのパソコンはウイルスに感染している
  • 契約しているプロバイダ名
  • プロバイダからの警告として個人情報が危険にさらされているという内容
  • サポート電話番号

いつもはおかしなサイトにアクセスしてしまったとしても、セキュリティソフトが警告ウィンドウを出しつつページを開くのを防いでくれるのですが、その時ばかりは何も警告はありませんでした。

これはもしや…、新手の詐欺ページではないですかっ!!
まあ、こんなのには引っかからないですよっと、タブで開いていたページを閉じようとウィンドウを閉じる×印をクリックしたところ…、聞き慣れたWindowsの警告音がっ!!しかもページが閉じられないではないですかっ!!しかもしかもブラウザも閉じられないではないですかっ!!
おおっ!!マジですかっ!!こんな体験は初めてだったので、言い知れぬ恐怖を感じました。

じゃあ、ということで、アレを試しますか…。「Ctrl + Shift + Esc」ではどうですかな?
キーボードの「Ctrl」「Shift」「Esc」の3つを同時に押すと、現在使用中のソフトを強制的に終了できる「タスクマネージャー」というものを呼び出せます。
  1. キーボードの「Ctrl」「Shift」「Esc」の3つを同時に押す(※「タスクマネージャー」が起動します)※使用しているパソコンによって押すボタンが違い、「Ctrl」「Alt」「Del」の同時押しの機種もあります。
  2. 使用中のブラウザ名をクリック(※クリックしてソフトを選択すると、「タスクの終了」ボタンが押せるようになります。)
  3. 「タスクの終了」をクリック(※クリックすると選択したブラウザが強制的に終了します。)
(※間違えて他のソフトを選択して終了させないでください。)
これがダメならさすがにヤバいよ、ヤバいよ、リアルガチでヤバいよ、と焦りましたが、案の定ブラウザを強制終了すると助かりました(※ちなみに、タブで開いたページ単体を終了するだけではダメでした。「ブラウザを終了させる必要」があります。)。
ふうっ!!やれやれですね。

さて、まずは警告ウィンドウに表示されていた内容を検索サイトで調べてみますか。
検索しても一切情報はありません。
こちらはどうか。プロバイダのサポート電話番号は?
見つかりません。
やはり詐欺でしたか。
本当にサポートが存在するのであれば、契約しているプロバイダが情報ページを作っていて検索サイトの検索結果に出るはずですからね。

にしても、ブラウザ(ページ)を終了できないようにするなんて、なかなか手の込んだことを。
悪意のあるプログラム(ウイルス)を使用しているのではなく、ブラウザが持っている通常の機能を利用(悪用)しているので、セキュリティソフトでさえ反応しなかったのでしょう。
一応、パソコン内におかしなプログラムが仕込まれていないかセキュリティソフトでスキャンしましたが、何も検出されませんでした。

プロバイダ名を表示して信用させようとするところが悪質です。私も初めて見たときは一瞬だけ信じましたね。
ちなみに、プロバイダ名を相手に知られても問題はありません。
そもそもどこのサイトでもアクセスすると「アクセス解析」という機能で訪問者のプロバイダ名を知ることができます(※サイトを運営している人なら、ほとんどの人が取り付けている機能です)。
その悪質なページは訪問者がページにアクセスしたのと同時に、利用しているプロバイダ名を表示してあたかも「プロバイダからの本物の警告」と思わせて不安にさせていたのです。

次に、こういった手口の情報はあるのか検索してみたところ、ありました。あるじゃないですか。

私のケースとはやや文章が違いますが、上記の情報とほぼ一致します。
こういった情報を知っておいたうえでインターネットを利用すると不意打ちを食らっても対処できます。

こうして平和な日々を戻せましたとさ、めでたしめでたし、と思っていたら、今度は別のサイトでブラウザを閉じられない被害に遭遇しました…。まさかの2度目…。別に「怪しいサイト」を見るのが趣味なわけではありませんよ(苦笑)!ちゃんとしたサイトです。ちゃんとしたサイトだと思ってアクセスしているから遭遇すると余計にビックリするのです。
その時はパソコンからビーッ!という不快な音、謎のカウントダウン、IPアドレスの表示など、前回の閉じられなくなった画面と全く違うタイプでした。
で、検索したら上記のサイトで紹介されていました。

でもこれって防ぎようがないですね。怪しいサイトを見ているのではなく通常のサイトで遭遇するわけですから。心構えなんてありませんからね。
とにかくブラウザを閉じる方法を覚えておいてください。

もしタスクマネージャーを呼び出す方法を知らない人がブラウザを閉じられなかったらどうするのだろう?やはり、偽サポートの電話番号に電話してしまうのでしょうか?
もし他人に見せられないお色気たっぷりのページを表示しているときに消せなかったら?
タスクマネージャーの呼び出し方法(「Ctrl + Shift + Esc」)を覚えてない人はぜひメモっておきましょう。

スポンサーリンク